近鉄百貨店、新たな管理会計基盤として「Oracle PBCS」を採用 10日間の集計・分析作業が1日に

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TISインテックグループのTISは11月29日、近鉄百貨店の管理会計システムとしてクラウド型管理会計「Oracle PBCS(現名称Oracle EPM Cloud-Planning)」の導入支援を行ったと発表した。同システムについては、近鉄百貨店の全10店舗の売場で2019年3月から業務利用がスタートしている。

新システム導入で集計・分析作業の大幅な高速化を実現

近鉄百貨店は、近鉄グループの百貨店部門として近畿地方を中心に10店舗を展開している。同社は10年ほど前から管理会計システムを活用していたが、自動で算出されるのは店舗単位の月次実績のみで、より粒度の細かい数字の把握には人手と時間を要していた。

そこで同社は、販売施策や改装など効果的な一手を打つため、タイムリーな予実管理を行えるよう2017年より管理会計システムの見直しを開始。「Oracle PBCS」を新管理会計システムとして採用することで、従来のシステムでは10日間かかっていた集計・分析作業の高速化が実現、月次実績を締めた当日に全店舗での予実対比が可能になったという。

また、近鉄百貨店では、業務効率化・働き方改革実現へ向けてクラウド人事システム「SAP SuccessFactors」を採用している。https://motus-inc.jp/489/

導入パートナーとしてのTIS選定理由

近鉄百貨店では、①実際の店舗・売場を例に、分かりやすく導入メリットを提示した提案力、②「Oracle PBCS」の豊富な導入実績、③ユーザー部門への「Oracle PBCS」トレーニングによる早期定着の支援の3点から導入パートナーとしてTISを選定した。

実際にTISでは、今回のプロジェクトにおいて「Oracle PBCS」での分析軸の絞り込みなどの要件定義から導入までのサポートと、近鉄百貨店の現場でシステムを利用する約170名へのトレーニングなどを担当し、本番稼働後の早期定着化を支援したという。

近鉄百貨店 総合企画本部 IT戦略部部長である藤本 忠雄氏は、今回の新管理会計システムの導入に関して「要件定義のセッションでは、ユーザー部門の十数名からそれぞれの希望があり調整が大変でしたが、TISが折衷案を示したり、場の流れをコントロールしてくれたことで、参加メンバーが納得して次の段階へ進むことができました。」と述べている。

Posted by takebayashi