UiPath、SAPユーザー企業の支援組織を新設 RPA活用したS/4HANAへの移行支援を実施

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UiPathは5日、SAPユーザー企業および導入予定企業における課題解決を支援するため、新たに「SAP事業推進グループ」を設立し、業務を開始したと発表した。

SAP事業推進グループ設立の背景

UiPathは、RPAによるソリューションを世界へ幅広く提供しているグローバルカンパニーである。日本法人は2017年に設立され、現在1,300社を超える企業へとサービス提供を行っている。

2018年に経済産業省によって発表されたDXレポートでは、2025年には日本企業が抱える複雑化・老朽化した既存システムにより国際的な競争力が低下し、ITシステムを支える人材が大幅に不足するという事態の発生が指摘されている。同じく2025年にはSAP ERPおよびSAP Business Suiteの標準サポートが終了することから、国内企業においてSAP S/4HANAへの迅速な移行が喫緊の課題となっている。

特に、2000年前後にSAP ERPを導入した多くの国内企業においては数千本のアドオンプログラムが存在するケースも多く、新システム移行後もかなりの本数のアドオンプログラムが残ってしまう可能性がある。そのため、構築フェーズおよび保守運用フェーズにおける自社や外部ベンダーの工数・費用削減がなされず、新システムで得られる効果が限定されてしまうリスクが存在する。

このような課題に対してUiPathは、RPA活用によってSAP S/4HANAへのスムーズな移行を支援、それに伴って業務プロセスの見直しや、働き方改革を推進すべく「SAP事業推進グループ」を設立した。

SAP S/4HANAへの移行支援で働き方改革実現に貢献

今回、SAP事業推進グループにおいては、SAP S/4HANAの(1)導入/移行フェーズと(2)運用フェーズの2つにわかれて支援を行っていく。

導入/移行フェーズにおいては、 RPAを用いた効率的なSAP S/4HANAの導入支援、保守運用を見据えた合理的なSAP S/4HANAシステムアーキテクチャーの構築、SAP S/4HANA向けコンポーネントを活用したPoCを実行する。

運用フェーズにおいては、SAP S/4HANA向けコンポーネントを活用した業務自動化の促進や、システムアーキテクチャーのシンプル化やBPRを目指したRPAによるアドオン代替の検討を行う。

Posted by takebayashi