独SAP、経営トップが退任 新体制ではCEO2人による共同経営へ

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SAP SEは10月10日、最高経営責任者ビル・マクダーモット氏の退任を発表した。新CEOにはジェニファー・モーガン氏とクリスチャン・クライン氏が任命され、今後は2人による共同CEO体制が敷かれる見込みだ。

10年間CEOを勤めたマクダーモット氏が退任

SAPで10年間CEOを勤めたビル・マクダーモット氏が退任する。2002年にSAPへ入社した同氏は、北米事業の責任者として北米地域での大幅なシェア拡大に尽力。2008年にはエグゼクティブ・ボードへと加入し、CEOとして10年間、ポートフォリオの拡大やクラウドコンピューティングへの大胆な移行に着手してきた。

同氏は円滑な事業継承のため、2019年末まではアドバイザーとして留まる見込みだ。

2人の新CEO

SAPの新CEOとしてジェニファー・モーガン氏とクリスチャン・クライン氏の2人が任命された。今後は2人による共同CEO体制が敷かれ、インテリジェント・エンタープライズの実現というミッション達成へと尽力していく予定だ。

モーガン氏は2004年にSAPに入社し、直近ではクラウドビジネスグループのプレジデントとして多くのプロジェクトを統括。2017年にはエグゼクティブ・ボードへと加入し、その手腕を発揮してきた。

クライン氏は、20年前の学生時代にSAPでのキャリアをスタートさせ、直近ではSAPの最高執行責任者を務めるとともに主力製品であるERPソリューション「SAP  S/4HANA」の製品開発を指揮。エグゼクティブ・ボードへは2018年に加入した。

「ジェニファーとクリスチャンの相性が抜群であることはすでに実証されており、共同CEOとして強力なリーダーシップを発揮してくれるでしょう」と、SAP SEのスーパーバイザリー・ボード会長であるハッソ・プラットナー氏は述べている。

Posted by takebayashi