SAP 第3四半期決算は好調、クラウド受注額39%増収

sapnews

SAPは10月21日、2019年第3四半期決算を発表した。クラウドの売上が好調で、新規のクラウド受注額が大幅に増加した。

好調なクラウド売上

第3四半期においては新規クラウド受注が39%増の5億7,200万ユーロに達し、固定通貨換算ベースで34%増、IaaSを除くと51%増となった。

新規クラウド受注39%のうち、18%はMicrosoftとのパートナーシップが占めており、売上認識については来期以降になる見込みだ。

クラウド売上はIFRSベースで37%増の17億9,000万ユーロ、営業利益はIFRSベースで前年比36%増の16億8,000万ユーロとなり、好調な増加率を見せている。「統制の取れた雇用」と「迅速な業務効率向上」が今回の営業利益増収を支えたという。

セグメント別の業績

SAPの3つの報告セグメントである「Applications, Technology & Services」、「Intelligent Spend Group」、および「Customer and Experience Management」の業績は以下の通りだ。

Applications, Technology & Servicesセグメントの売上は、前年比9%増の55億2,000万ユーロ。Microsoftとの優先的パートナーシップにより、オンプレミスのSAP ERPおよびSAP S/4HANAの顧客をクラウドに移行するプロジェクトに着手したことが売上増加に寄与しているという。

Intelligent Spend Groupセグメントの売上は、前年比23%増の8億2,800万ユーロ、固定通貨換算ベースで18%増だった。

Customer and Experience Managementセグメントの売上は、前年同期比75%増の3億7,100万ユーロ、固定通貨換算ベースで69%増となった。SAP C/4HANAとQualtricsの受注が、この売上増加に貢献している。

SAPのCFOであるルカ・ムチッチ氏によれば「SAPが2019年も好調を維持することは確実」であるという。

Posted by takebayashi