三井物産、SAP S/4HANAへの基幹システム大規模移行を開始

2019年11月14日

sapnews

三井情報株式会社(以下MKI)は7日、三井物産の国内拠点およびグループ会社約8,000人が利用するSAP ERPをSAP S/4HANAへと移行する大規模プロジェクトを開始したと発表した。

二度目の移行プロジェクト

2025年のSAP保守期限切れに向けて、現在多くの国内企業がSAP ERPからSAP S/4HANAへの移行を計画している。三井物産ではこうした動きに先駆けて、2018年9月よりシステム刷新の第一弾プロジェクトを開始していた。今回はこのプロジェクトの第二弾となり、三井物産の国内拠点とグループ会社が利用するSAP ERP6.0をSAP S/4HANAへと移行、あわせて使用環境をプライベートクラウドからパブリッククラウドMicrosoft Azureへ移設することを目的としている。

今回のプロジェクトでは、従前より同社基幹システムの構築、保守・運用を行ってきたMKIが主体となってシステム移行を実行していく。移行の方法としては、適切なプロジェクト期間、投資対効果の確保ができる『システムコンバージョン方式』を採用。現行システムをそのままバージョンアップさせることで現在使用しているアドオンがそのまま利用可能となり、構築費用の削減および工期短縮が見込めるという。約10ヶ月間での効率的な移行を実現する予定だ。

MKIは、今回の大規模移行プロジェクトで得られた知見を活かし、SAP ERPからSAP S/4HANAへの移行を検討する企業を支援していく予定だという。

Posted by takebayashi